家づくりのアレコレ辞典Column
2022.08.07
家づくりのつぶやき
長期優良住宅について
お客様より、最近、長期優良住宅やZEHの家について、多くのお問合せをいただきありがとうございます。
HP内でも、記載しておりますが、今回は長期優良住宅について、少しお話しさせていただきます。
日本の住宅の寿命は平均30年と、欧米に比べると極めて短くなっています。アメリカは55年、イギリスは77年と倍程の寿命があります。
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅のことです。
長期優良住宅とは、『長期優良住宅の普及の促進に関する法律』の基準を満たした住宅のことです、この法律は2009年(平成21年)から施行されました。
長期優良住宅の認定を受けることで、さまざまな税制面のメリットを受けられます。
長期優良住宅の認定を受けるには、以下の9項目の認定条件を全て満たす必要があります。
・劣化対策 ・耐震性 ・可変性(共同住宅等のみ) ・維持管理、更新の容易性 ・高齢者等対策(共同住宅等のみ)
・省エネルギー対策 ・住戸面積 ・居住環境への配慮 ・維持保全計画
大地震にも耐えられる「耐震性」、高い性能を持つ断熱材などを備えた「省エネルギー対策」など劣化対策等級や耐震等級、維持管理対策等級など、
それぞれ詳細な評価方法基準が設けられています。実際には私たち施工会社が基準を満たすように設計、施工を行うため、
必ずしも完全に理解する必要はありません。
長期優良住宅のメリットとしては、税金控除や低金利の住宅ローンに加入できること、火災保険料の減額や補助金適用など下記のメリットがあります。
・住宅ローン控除の限度額の拡大 ・不動産取得税控除額の拡大 ・登録免許税の税率の引き下げ ・固定資産税の減税期間の延長
・投資型減税、費用の一部を所得税から控除 ・贈与税の非課税限度額の拡大 ・こども未来住宅支援事業補助金
私が感じる主なメリットは、住宅ローン控除の限度額の拡大(5,000万円)と、フラット35Sでの金利引き下げ効果と、補助金などが大きいです。
長期優良住宅にはメリット、デメリット(申請費用が掛る。工期が延びる等)がございますので、しっかり確認してから施工してください。
当社では、長期優良住宅の仕様が標準の注文住宅ですので、申請費用、工期などのデメリットはございますが、しっかりとご対応させていただきす。
井上工務店は高槻市の工務店として、茨木市・高槻市・枚方市で注文住宅を提案しています。
当社の仕様は、*長期優良住宅仕様 *耐震等級3 *高気密高断熱 *ZEH *構造計算 *自然素材 *デザイン力をキーワードに施工しています。
また、土地探しから住宅ローンなど資金相談まで、お客様に寄り添った家づくりをしています。