家づくりのアレコレ辞典Column
2025.01.07
家づくりのつぶやき
施工力ときれいな空気と換気について
今年も新しい一年がはじまり、春の訪れもそこまできています。
嬉しいのと同時に、つらい季節と感じる方も多い春・・・
そう、花粉が飛散し始める時期でもありますよね。
地球温暖化が進むことで年々スギ花粉の飛散量は増え続けています。
大人はもちろんお子さまが小さいと、なおさら花粉や黄砂、
PM2.5などの外気の汚れやハウスダストが気になりますよね。
当社で採用させて頂いている全熱交換型一種換気は、
建物内に新鮮な空気を取り入れながら、室内の空気を排出する換気方法です。
特徴として、給気(新鮮な空気の取り込み)と排気(室内の空気の排出)を機械で制御する仕組みになっています。
計画的な換気は、室内環境を守る第一歩。
ただ、家にすき間が多いと窓を空けなくても汚れた空気が入ってきたり
室内の空気の入れ替えがうまくできなかったりします。
そこで重要になってくるのが「気密性」。
井上工務店の作るテクノストラクチャーの家は、この「気密性」にこだわり、
「汚れた空気は入れない」「汚れた空気はしっかり出す」ことに力を入れています。
とくに丁寧な施工は「気密性」になくてはならないもの。
丁寧な施工に全熱交換型一種換気が加わると、
室内外の空気を交換するときに温度や湿度も調整するため、
冷暖房効率を維持しながら快適な環境を作ることができます。
私たちが体内に取り込む空気は、
1日に摂っている水や食物のなんと約10倍!
18㎏にもなります。
水や食べ物こだわるように、
空気にもこだわって暮らしたいですね。
次回は今回の内容に大きく関係する今注目の「GX志向型住宅」について
書きたいと思います。