家づくりのアレコレ辞典Column
2025.02.27
家づくりのつぶやき
頑丈な家 って?①
近いうちに必ず起こるといわれている巨大地震。
専門家によると 今後30年以内に発生する確率は70~80% とされています。
そんなことにはなって欲しくないと願っていますが
こればかりは願うばかりではどうにもならないのが現実・・・
その問題を解決するためにはどうしたら良いかを考えて誕生したのがテクノストラクチャー工法です。
今回は地震に強い家を建てるために開発されたテクノストラクチャー工法の特長をご説明します。
①強い部材を使って建てるのが特長です。
→木の弱点を鉄で強化した部材を使用しています。
②強度を科学的に確認して建てるのが特長です。
→1棟ごとに「構造計算」を必ず行います。
③より安心できる強さの基準で建てるのが特長です
→法律で定められた基準の1.5倍の強度を設定して家づくりを行います。
上記の3つは地震に強い家を作るために必須の条件です。
今回はひとつ目について説明したいと思います。
まず1つ目の特長、強い部材について。
テクノストラクチャーの家は日本人になじみの深い木造住宅のカテゴリに属しますが、
木の良さを生かしながら、木の弱点を徹底的に補強しています。
特長的なのが家の「梁」に使用する「テクノビーム」という部材です。
強度を補うために、木に鉄を加えたオリジナルの部材です。
部材そのものが強くても、接合部が弱いと建物になった時に部材本来の強さを発揮できなくなってしまうため、
部材同士の接合にも高強度のオリジナル接合金物やドリフトピンという部材を用い、
接合部での安定した強度を実現します。
さらに、安定した強度を実現するため、柱には集成材を採用しています。
強い部材の強さを、きちんと発揮できるよう各部材を選定しています。
研究改良しつくされた材料を使うことはとても大切なこと。
パナソニックテクノストラクチャーだからこそ生まれた材料を正しい施工方法でお家を作ることは
頑丈な家にするための第一歩なのです。